「発展・飛躍」への魁け、VIデザイン。

何かに対峙するとき、それが大きければ大きいほど、内面の充実が必要になります。

それは、新たな発展や飛躍を期する時、
新たな変化、新たな事業展開に挑む時、創業を決意する時です。

その発火点のために「力のある姿」をつくりだすのが、VIデザインです。

VIデザインは企業のその期する強い意志と噛みあって、
新たな道や新たな可能性を、切り拓いていくエネルギーを触発する発火点といえます。

「パワーアピール」、アクスルのVIデザイン。

言葉は、行動を伴って、はじめて力を放ちます。

つまり、言葉は、音の集まりであって、意味はあっても、人を動かす力はありません。
ブランド・ロゴマークも、ただの形と色の集まりでしかありません。

しかし、そこに、力を放つ言葉と同じように、
人を動かす、目には見えない力との関係が存在しています。

そうした目には見えない人を動かす力や魅力を設定して、
目から、心に響く力・美として表現すること、関係させることで、

イメージアップを実現するのが、VIデザインです。

Visual Identity、視覚化されたアイデンティティとは、概ね
目に見えない心的な魅力・主体性と、目に見える美の力を、同一させること、
つまり一致させて、第一印象をつくることです。

主体性、同一性、存在証明をあらわす、Identityの意味はそこにあります。

 

さらに、アクスルでは、

意外性の効いた「メタファー」で表現する独自性があります。

 

それは、企業の変えられないようなイメージの流れ、思い込みや、壁を打ち破って、
企業の外から内にいたるまで、新しい意識の流れをつくり、
発展、飛躍への伏線、布石となります。

 

それが、企業の化ける力、イメージアップです。

「イメージチェンジ」、「イメージアップ」を実現する、「力のある表現」。

それは、新しい視点をあたえ、人々の意識の流れを変えてしまう方法です。
まずは、よく知られるもので説明します。

1971年に発売された、カップヌードルです。
袋入り即席麺しかない時代に、発売されたカップヌードルは、
どんぶりつき即席麺という解釈の流れを切って、カップに入ったヌードルとして
売り出されました。その洗練されたスマートさは、当時、高価であったのに、
若者たちが飛びついた商品です。今も日清食品、ダントツの主力商品であり、
世界でも売れ続けるロングセラーです。

1989年、ネーミングが話題になった、トマト銀行。
当時の重厚長大な銀行イメージの流れを、鮮やかに断ち切ったインパクトは、
大きな話題になり、大衆に親しまれる新しい時代の銀行を先取りして、
あっという間に全国に認知されました。そして、行名発表日・一日だけの預金総額が
620億円に達したといいます。

企業理念では、1932年、あの松下幸之助の水道哲学。
水道水のように大量で廉価につくることで、家電がもたらす憧れを、喜びを、
誰でも手に入れられることを、目指したものです。
昭和7年に、あるべき未来と、水道水とを結びつけたことは、先を読んだ卓見であり、
松下電機(現パナソニック)のその後の発展、飛躍を、みごとに象徴しています。

これらは、すべてメタファーです。
具体的なカタチや、ことばで、伝えたい内容を喩える表現です、
それは、人に、新しい視点をあたえ、意識・思考の転換を起こす力があり、
おのずと行動へも影響をあたえます。

このように、メタファーは、イメージチェンジ、イメージアップや、
抽象的な企業理念なども、表現することができます。

特に、視覚メタファーとしてのロゴマークは、理解と記憶・想起に、優れており、
ブランド・ロゴマークのようなビジュアルメモリーへの伏線にもなります。

質の高いメタファーは、VIデザイナーの力量が問われ、
シンボリックなビジュアルコミュニケーションに精通する知識も必要になります。

実際のロゴマークのデザインにあわせて
文章における展開や構成をあらわす起承転結の型で、
デザインよる、イメージチェンジ、イメージアップを説明します。

その構想の型は、ロゴマークにおけるデザイン表現にもあてはまります。

「イメージチェンジ」、「イメージアップ」を実現する、「表現力の中身」。

ロゴマークの表現力は「転」の意外性にかかっています。
転の意外性の強さが、新たな視点や、新たな意識の流れをつくるからです。

カタチの起承転結の詳細は、以下の通りですが、
視覚の特徴的なことは、すべてが、目に触れたとき、一瞬に、起こることです。

まずは、4つのファクターを知っていただいた上で、
その後、デザイン事例にあてはめて具体的に説明していきます。

1_起、縁を起こす力
2_承、承け入れられる力
3_転、意外性
4_結、結論

1_起、縁を起こす力
  関心、興味は、ビジネスの起点となります。
  例え一瞬であっても、美しさや、面白さは、人の心をとらえる力があります。
  英語の「interest」は、利益という意味があるほどです。

2_承、承け入れられる力
  表現する意図や狙い、ターゲットにおいて
  イメージが合っていることです。
  気に入る、という言葉があるように、感じられる全体的フィーリング、
  気分があってこそ、人の気持ちに入り込み、つながることが出来ます。
  気分的牽引、気分的懐柔といえるかもしれません。

3_転、意外性
  意外な切り口で、企業の魅力、そのビジネスの核心を
  露出させる表現力です。そこには、発見や、面白さ、
  洞察の確かさ深さで、人を感心させ、共感させることもできます。
  この転の強さが、そのまま起の強さもうみます。

4_結、結論
  転の奥から見えてくる本質をいいます。
  真意・誠意という意識や、理念・ミッションという意欲のリアリティーを、
  結は、気づきをともなって、人に示すことができます。

起と、結も、転の力から引き出されます。
そして承は、転の焦点をイメージとして的確に描きだす働きを担います。
それは、ターゲットの目を的確につかまえる力をうみだします。

次に具体的にデザインされたロゴマークの事例を使って説明します。

「注意」、「関心・興味」、「好感」を惹きつける、「ロゴマーク」の事例。

なにか、人の心をつかむもの、目にひっかかるもの、
好感をうみつつ、刺激的なメタファーが優れたロゴマークです。

 

デザイン事例は、全国チェーン・メガネトップの子会社で
メガネフレームの製造会社・キングスター社のロゴマークです。

これは試案の悪い例で、
月並みな連想のデザインです。



これは「King」は王冠、「Star」は星になっていますが、
それ以上のものを構想していません。

事業内容との意味のつながりもなく意識や思考が静止してしまうデザインです。

つまり「起承転結」がないフラットな表現です。

それに反して「転」という意外性が効いていて、
興味や関心の対象になるのが、優れたメタファーとしてのロゴマークです。

「キラキラしている瞳」がそれにあたるのが、
このキングスター社の採用されたロゴマークです。

そのキラキラが「KingStar」です。
それは、素敵な眼鏡やメガネフレームをしている人の目の輝きを表し、
商品がもたらすもの、キングスター社が意識しているものの正体を描いています。

星のある瞳が、転であり、起であり、結をうみだしています。
その起承転結の詳細は以下のとおりです。

起_キラキラの瞳です。
承_表現内容と違和感のない、魅力的なイメージするために
  英字書体の選択や、シンボルカラーなどカラーリングをしています。
転_王様の星が、瞳の中の星になっているギャップです。
結_瞳の中の星、つまり意欲的に輝く人を連想させることです。
  Kingは、主役という意味として、輝きの意味を強めています。

このシンボルの表現内容として構想された要約と連想も説明します。
要約・要点は、意欲的に生きる人の瞳に輝く星です。
ロゴマークは事業内容である眼鏡とのつながりから、目の輝きを星として連想しています。
人生という自分の世界、つまり王国というべきものを、自分で支配できる人、
人に依存しない自分のある人、主役としての「KingStar」を構想しています。

ロゴマークの要約と連想の構造図がありますのでご覧ください。

実際には。起と承だけで、ロゴマークが成立する仕事もあります。
その方が良い場合もありますが、最終的にブランドロゴマークのような
ビジュアルメモリーへと育てあげたい場合は「転」が効いたメタファーが優れています。

こうした表現内容、表現構造を、ご依頼社がご存知でない場合が多く、
このデザイン事例の場合も、企業情報はあまり提供されていません。
そのためこのデザインはインスピレーションによってつくられています。

表現内容のモチーフになるミッションや理念自体は、
自社でつくることが自明のことになっていますが、自分の匂いが自分で分からないように、
確かな実力、確かな魅力をもちながらも、それらは暗黙知として存在して、
自社の魅力の本質を、明確化できないことは、決して不自然なことではありません。
そのために表現者であるデザイナーが存在しています。

大手企業ではすぐれたクリエーターたちがこうした部分でも
起用され成果をあげています。独自の魅力の本質、あるいはその事業の独自性を
見だす作業は、概ねVIデザイン内容としても含まれております。

また、逆のケースの場合もあります。
独自のミッションを武器として経営する企業にも、メタファーは最適な表現になります。
次の事例で、紹介します。

「ミッション経営」、「理念」を、人を惹きつける「魅力」にかえる、「ロゴマーク」の事例。

複雑なミッション・理念も、まるで一言でまとまっているような
魅力的な核があれば、その明解さが、人々を惹きつけやすく、理解されやすく、
その魅力も伝わりやすくなります。

デザイン事例は、株式会社クロノスインターナショナル、イベントプロデュース会社です。
全国的に知られる「大道芸ワールドカップin静岡」はクロノスインターナショナル社の
プロデュースです。

その提案は「低予算でも経済効果の波及」です。
そして、街をステージにする「街の活性化」も謳っています。

ロゴマークは、大道芸という、どこでも気軽に咲く野の花として、
喜びと感動の拍手を咲かせることで、その地に、実り、利益をもたらすという

表現内容です。それは、繁華街、商店街でのイベントとしての経済効果を

表現しています。「大道芸ワールドカップin静岡」では、4日間で200万人、
44億円の経済効果という数字がでています。

それは、大地を豊かに耕すクロノス、
ギリシャ神話にでてくる農耕神が咲かせた花であることを示し
社名の意味とつなげています。

喜びと感動の拍手が咲くれつする、これが起承転結の「転」になっています。
この「転」は、花と炸裂という対極の組合せによる意外性です。
それが、興味や関心としての「起」をうみ、感動の炸裂によって人を集め、
開催地を豊かにする「結」へと結びます。

起_何か楽しい出来事が起きたイメージです。
承_暖色系グラデーションでカラフルな楽しいイメージをつくり
  英字書体はスタンダードと動きのある斜体にして確かさと楽しさをつくっています。
転_花と炸裂のギャップです。
結_花が咲くことで、大地を豊かに耕す、その摂理を支配する
  クロノスという農耕神を構想しています。

このシンボルの表現内容として構想した要約と連想も説明します。

要約は「咲くれつする花」です。拍手ではげしく動く両手の指が、
ぶれて10枚の花びらとして弾けるように咲いているイメージを連想して、
中央の色の抜けている花芯は、手のひらから、弾け出る音として構想しました。


ロゴマークの要約と連想の構造図がありますのでご覧ください。

カタチが、カタチ以上のものに触れているとき、企業の目指すものや想いにつながる時、
真のコミュケーションパワーを発揮してくれます。

「ビジネスに効く」、「企業のビジュアルコミュニケション」である、「VIデザイン」について、「知るべきこと」。

企業のビジネスにおけるビジュアルコミュニケーションである、
VIデザインの狙いや、その真価を、分かりやすく説明していきます。

VIデザインは「ロゴマーク+デザインシステム」の組合せです。

このページは、ロゴマークの説明が中心でしたが、
デザインシステムが、さらに重要な働きをします。


それは、ロゴマークと互いにその力を強めあって、
人を快く刺激するような美しさと表現内容をつくりだします。

その魅力については続けてこのベージをお読みください。
パワースタイリング[Design System Power]VIデザインシステム

 



Visual Identity、VIデザインは、その表現力で、新しい視点をあたえ、
意識・思考の転換を狙います。それは、飛躍への先駆け、イメージアップです。

もちろん、デザインだけですべてが解決できるわけではありません。

新たな飛躍に挑む企業や、優れた企業実体、優れた企業意識のある企業にとって、
VIデザインは、有利な状況をうみだす契機、チャンスとなります。

しかし、それぞれの企業において問題はさまざまです。
もっと自社にあわせて、具体的で詳しい情報を知りたい場合は、お問合せください。
もちろん、お問い合わせ、お見積もりは、無料ですので、
お気軽にお問い合わせフォームからお問い合わせください。




さらに、ロゴマークのデザイン事例をご覧になりたい場合は、
企業の未来、可能性を、拓く、チャンスをつくる、V.I.デザインワーク】を
ご覧ください。