企業イメージだけで終わらずに、独自の特長や印象的な個性を、形として表し、
自らの自信と信頼の拠り所、あるいは高い評価の証として、
社会に提示できる「実力の結晶」としてのロゴマークをデザインします。

かたちのないものに、かたちをあたえるのがデザインです。
抽象的な企業の強み、人の心を動かす魅力を可視化します。

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優れた企業であることを、人々に認知されるデザインが、企業に必要とされています。
あらゆるところで、ビジネスはコミュニケーション(マーケティング&セールス)に
よって創り出されています。
デザインはこのビジネス・コミュニケーションを有利に運ばせる力です。

あなたは、あなたの企業のもつ独自の強みを最大限に活かしたいはずです。
しかし、巷には、ありふれたデザインが氾濫しています。
そうしたデザインは、メッセージ性が弱く、企業の存在感や独自性を薄めてしまいます。
今という成熟した時代に生きる人々は、触れる前の事前認知が鋭く、
レベルの低いデザインは制作する意味、価値を失っています。

人には経験からえた膨大なイメージの集積があります。
デザインは、形を創ることによって、人の頭の中に蓄えられたイメージに脈絡をあたえ、
一つのテーマを感じさせる行為です。
その脈絡のつなぎ方の意外性が、メッセージの強さを生みます。

優れたデザインは、その意外性の強さにあります。
その強さによってうまれる鮮やかなメッセージ性が、デザインを利用するメリットです。
それは、企業の認知(理解と記憶)のされ方をコントロールします。
そして、メッセージ内容をよく知る(共感している)
経営者、社員の方々のセルフイメージ(自信と意欲)を、発信者にふさしい強さにする力が
あります。

イメージに脈絡をあたえ、一つのテーマを感じさせる、そのテーマとは
もちろん、形にしづらい企業の強み、魅力・実力のことです。

メガネフレーム製造会社 キングスター社を事例に、
イメージの脈絡による意外性のあるデザインを
図示しましたクリックしてください



優れた企業、ブランドといわれる企業は、
ビジネス(単なる金儲け)を超えた魅力があります。
そうした企業の魅力を、ごくわかりやすい言葉でいえば「知恵」と「ハート」と言えます。
それは、ピュア(純粋)な内発する力(エネルギー)です。

うまく儲けられることは、お客様の立場からすると損をすることに感じられます。
それゆえに、企業の存在そのものに対する強い疑念が必然的にあります。
近年、ピュアな内発する力を、ミッション(使命・目的)として表現しなければならない
理由がそこにあります。
さらに、企業のブランド化戦略への注目、エコロジー、
コンプライアンス(法令遵守)の動きも加わって、企業の精神性が注目されています。

(
美しさという)感性を触媒とするデザインは、
ミッションという精神性の豊かさ、誠実さを表現するのに適しています。
そして表現内容が充実し、企業姿勢や事業本質まで表出しているデザインは、
ミッションへの共感、実感をつくりだす力があります。


企業の強み、魅力・実力、そして、そのルーツ(原点)である「知恵」と「ハート」を、
テーマにしたシンボルマークは、企業の認知(理解・記憶)を明確にします。
それが、アクスルのデザインです。
表現内容が浅かったり、理解しづらい朦朧(もうろう)としたデザインとは
全く異なる力を持っています。

どのようにして、企業の強みを認知させるのかを事例で説明します。





株式会社フレームワークスは、物流センター・倉庫管理システムを中核とする
ロジスティクスソリューションプロバイダ事業社です。
物流業務を知り尽くして頭角あらわす急成長の優良企業で、小さな規模に対して、
顧客は日本を代表する大企業です。
デザイン依頼を受けた当時、フレームワークス社はすでにブランド化していました。



フレームワークス社の強みは、物流戦略の策定による、ビジネスパワーの再創造です。
ここをテーマに、ロゴマークを、ブランドとして評価されている魅力、実力の結晶として
デザインしました。


モチーフは、ギリシア哲学のウロボロス(図:八坂書房・世界シンボル事典より)です。
自らの尾を呑込む、輪になった蛇、または、ドラゴンで表されています。
その終わりが始まりとなる形から「永遠性」「生命の継続」などの意味をもつ
哲学的な記号です。不要なものを消失し、真に必要とされるものを生みだし、
ダイナミックな永遠(循環=物流)に続く生命力、創造力をシンボライズしています。
また、無限、真理と知識の合体などフレームワークス社を表出する幅広い意味を
持っています。

旧ロゴマークは、スピード感のあるロジスティク(物流)イメージ以外の、
意味の拡がりや独自の商品力の本質が表出されていません。
ロゴマークを構成する形も、よくあるモチーフで意外性の弱いデザインです。
そして、名刺をはじめとする様々なデザインは、
フレームワークス社の高い評価を表出するだけの、
デザイン・クオリティ(感性による精神性の表出)が欠けていました。

デザインの力は、視覚情報をコントロールし、
優れた企業という認知と記憶を人々にあたえることです。
人には、優秀な企業、一流企業らしいイメージ、雰囲気という
経験知からくる解読コード(規定)が無自覚に蓄えられています。
その解読コードに、符号するデザイン・クオリティをつくることが必要です。

人々や社会に、自社の魅力、実力を浸透させるには
その接点となる媒体(名刺などの印刷物、ホームページ、サイン)に
ロゴマークで創られたテーマを、すみずみまで浸透させる必要があります。
部分の中に全体が含まれているような浸透性が媒体になければ、
表層上だけの見せかけという認知がうまれます。
こうした媒体を通して一貫して流れるテーマを感じさせるデザインのスタイル、
表示ルールをビジュアル・アイデンティティと呼びます。


さらに、フレームワークス社では、シンボルバリエーションをくわえ
シンボルのもつテーマを印象強く表出したグラフィックを使用しています。
シンボルバリエーション、デザインスタイル・表示ルール(デザインシステム)については
別ページで説明しています。









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