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美は、命を、輝かせる。

美は、 命を、輝かせる。 すべての商品、サービス、会社の魅力の起点にして発火点。

美とは、何か? それは、生の発火点です。

「美」の役割とは何か?
それは、生命のなかに仕組まれて、
あるべき状態へのナビゲーション、水先案内として働きます。「水先案内」とは、船の針路の案内をすること。
転じて、「未知の分野においてガイド的な役割をはたす」こと、です。
そこから導きだされるものは「美とは人の急所だ」ということです。
「急所」とは「命(体と心)にかかわる大切なもの」のことをいいます。
英語では急所は「key point」、問題を解く鍵、つまり重要な手がかりなのだといいます。
美は、生きるということにおいて、さまざまな可能性を拓く発火点であり、ハートというパワフルなエンジンをスパークさせる力もあります。

美とは、何か? ココ・シャネルのデザイン革命。

20世紀の初頭、上流階級の女性たちのファッションは、
羽根や花飾りのある大仰な帽子、胸ははだけて豊満なバストの強調、
ウェストはコルセットで蜂の腰というほど絞り、ピップは詰め物で後方へせり出され、
スカートは、地面につくほどの長さと大きく膨らんだものでした。
それらは、前世紀からの流れを汲んだ装飾過剰の息苦しく動きにくいものでしたが、
とても豪華で贅沢なもので、エレガンス(美)とはそういう解釈でした。
しかし、彼女たちが飾っているのは、自分自身(の能力や魅力の表出)ではないといわれています。
彼女たちが隷属する男性の財力や階級を、分かりやすく示すものであり「女は大人しくしていればいい」という男性の考え方の中で生きていました。
シャネルのシンプルなデザインは、こうした従来の女性にあたえられていた定義、解釈、常識をイノベーションしてしまいます。
その新しい定義を孕(はら)んだエレガンス(美)で書き変えてしまうのです。そして、女性の自由を、女性の心を、解放したといわれています。